■来院時の症状

• 15年くらい右肩のこりと痛みがある
• 痛みとともにしびれが生じ、握力が落ちてきた
• 新聞記者という仕事がら、デスクワークが多い
• 運動やストレッチをする時間がない
• 夜勤などもあり、肩だけでなく、全身が疲れている 

■検査・原因分析

• デスクワークの時はもちろんですが
  肘を曲げたまま後ろに張りだす姿勢の癖がありました。
•  右肩から、首にかけてのこり、筋肉の硬さ
• 右を向くと肩から肩甲骨にかけて痛みがある
• 肩甲骨の可動域がせまく動きが悪い
• 座っていても肩が前に出てしまう（姿勢の傾き）
• 学生時代のスポーツの怪我で、右の足首の動きが悪い
• デスクでの姿勢では、肘を後ろに突き出すようにマウスを操作したり、肘掛に寄りかかる癖がある

■施術プラン

• 右の首肩よりも、まずは肩甲骨の動きをつける。
• 合わせて背骨全体の動きを回復させる。
• このステップを経て、首（頭）を起こせるようにトレーニング。
• 正しい姿勢の取り方を身体に覚えさせ、痛みを出にくくする。
• できるだけ安静は避け、生活の中で肩を動かし、
  よく使うようアドバイスを行う。

■経過

1回目：

肩・首のこりをほぐし、動きをつけていくことに
加え、腕の後ろ側、肘周辺の凝り固まった筋肉を時間を
掛けて念入りに緩めました。

これは上腕三頭筋のトリガーポイントにアプローチして
高い効果を得られた結果です。

昔ラグビーやアメフト等、重量系のスポーツをしていた方。
ゴルフ肘やテニス肘（その運動の経験にあるなしに）
と診断され、長く放置していた方に見られる症状です。

2回目(2日目):

右肩の可動域が上がり、
右の肩こりが楽になってきた。
引き続き上腕三頭筋を含め周囲のトリガーポイントをアプローチ。
手首の調整を行った。

3回目(3日目):

だいぶ楽になってきたが、
右足の足首を捻挫してしまった。
それ以外は問題がないためメンテンスの為の施術を行った。
仕事から不規則な生活でハードな仕事な為、
疲労回復も含めてた全身の筋肉の調整を行った。

～現在：

　　現在は当初の症状はほとんど出ていなく、
　　2週間に1度のペースで定期メンテナンスをされています。
　　その時に気になる点をケアしながら、
　　身体全体を調整しています。